【下処理】
冷凍された短角牛は冷蔵庫にて一晩おき解凍する。
火を入れる30分ほど前に常温に置いておく
赤身ステーキカット
<point>
赤身肉は火を通しすぎるとパサつき固くなってしまいます。表面の焼き色をつけることはあまり意識せずに、優しい火加減で温めるように火を通すのがよいでしょう。
内ももは食べる際は薄くスライスをして。
①お肉に塩をふる
②小鍋やホーロー鍋にサラダ油を入れ、湯煎にかける(沸騰はNG。ぬるま湯程度)。
③40度ほどに温まった油の中に肉を浸す。油の中で10分ほど肉を温める(肉が鍋底に触れないように、肉の下にアルミホイルを丸めてクッションとして置くとよい)
④油から肉を取り出す。フライパンに油を敷き強火で熱し、肉を転がして表面に薄っすらと焼き色をつける
⑤焼き目が付いたらフライパンから取り出し、少し休ませてから食べやすい大きさにカットする
ロースステーキカット
<point>
脂と赤身が混ざったロースステーキ肉は、強火で表面に焼き色を付け、その余熱を利用して肉の内部にも熱が伝わっていくようにする。
①お肉の筋に包丁を入れ(筋切り)、塩をふる
②よく熱したフライパンに油を馴染ませ、強火で焼く。極力動かさない
③茶色の焼き目がついたら、裏返して同様に焼く。強火のまま
④側面にも焼き目が付いたらフライパンから取り出し、アルミホイルで軽く包み、余熱の残っているフライパンの内部で(暖かい場所で)保温する。
⑤焼き時間と同じくらいの時間が経ったらホイルからだし、食べやすい大きさにカットする
サイコロステーキカット
<point>
どの部位も火を通しすぎると固くなってしまいます。中火で手際よく肉を転がし、表面を焼いた後は余熱で肉の内部が温まる程度に。焼いたら早めにご賞味下さい。
①お肉に塩をふる
②中火で手際よく肉を転がし、表面を焼く。
③フライパンから取り出し、盛り付ける(大き目のサイコロの場合は、バットやお皿に取り出し、アルミホイルを上に乗せ保温して2-3分余熱を利用する)
焼肉カット
うすぎりになっているので、お好みの焼き加減でどうぞ
赤ワインソース & つけあわせ(例)
無塩バター 30g
玉葱スライス 40g
椎茸の軸スライス 20g
塩 少々
山ぶどうジュース 250㏄
赤ワイン 250㏄
無塩バター(仕上げ用) 20g
塩 適量
(好みでハチミツで甘さを調整)
①フライパンにバターを入れ、玉ねぎと椎茸の軸を入れ塩を少々降り、しんなりとするまで炒める(弱火~中火)
②山葡萄ジュースと赤ワインを注ぎ、元の半分の量になるまで煮詰める
③煮詰めたらざるや茶こしで裏ごしし、液体を鍋でさらに煮詰める
④表面にほんのりと照りが出るくらいに、ややとりみがついたら火を止める
⑤塩とはちみつ(好み)で味を整える
じゃがいも(こふき芋)
①じゃがいもは皮をむき、鍋に水と塩少々を入れ、じゃがいもを茹でる(竹串がスッと通る程度)
②茹でたじゃがいもの水を切り、中火~強火の鍋に戻し、鍋をゆすり水分をとばす
椎茸
①軸は切っておく
②椎茸の傘の面をフライパン側に置き熱を通す(弱火~中火)
③傘から水滴が出る程度まで焼いたら、塩をふる
パドロン
①果肉が破裂しないように切れ目を入れる
②少なめの油で弱火~中火で焼く