自然放牧・交配で育っている「岩手短角和牛」が生まれる春先(2~4月)から約24か月後にあたる時期が、岩手短角和牛を一番美味しく食べられる時期だと言われてます。そこで、毎年4月を「旬のある牛肉」である岩手短角和牛の美味しさを知ってもらおう!1年間熟成させたCecina(セシーナ・牛肉の生ハム)を解禁し、皆で味わいお祝いしよう!という目的で、2018年より毎年4月29日(ヨイニクの日)に開催しています。
当日はヨーロッパから取り寄せたカウベルを11時29分(ヨイニクの日のイイニク時間)に鳴らし、地元の方々のみならず、オンラインを通じて全国の方々、遠くは本場スペインのバルセロナやCecina(セシーナ)の本場レオンからもご参加いただくなど、これまで3回開催してきました。
開催内容はその年毎に変わりますが、「岩手短角和牛」の魅力を発信する会として、オンラインイベントやオフライン(店舗やレストラン)でのイベントを組み合わせて開催しています。また、「岩手短角和牛」を取り扱っていただく料理人の方々にもご参加いただき、共に会を盛り上げて頂いています。
今後の開催は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況を見ながら企画していく予定ですが、この活動を通じて「岩手短角和牛」を全国・世界に発信し、「岩手短角和牛」の生産頭数の維持、岩手県の山林や放牧環境の維持など、持続可能な活動を続けていきたいと思っています。